自転車は尾根を越せない

 
 都県境に沿って細く伸びる森の中の尾根道。歩く道マニアの私にはうれしいのですが、ところどころでこれを横切っていく小さな道があります。
 先日通った場所では、はみ出して通る人や自転車のために階段脇が裸地になってしまい、植生回復のためという理由で自転車での利用を禁止する柵と掲示が出ています。

 
 場所は、川崎市麻生区栗木台2丁目 と 町田市真光寺1丁目をつなぐところ。
 掲示では、すぐ下に見える車道まで抜けるのに自転車は1キロ近く離れた別の道を通るような案内にあっており、何か用事があって自転車で尾根の向こうの目的地に向かおうとする人にとっては、ちょっと酷なことになっています。

↓下左
141102G 005鶴川台尾根道切り通し34

 都市計画として、都県境を越える歩道を作ったところまではよかったものの、自転車で超えていく人がいるのは想定外だったようです。また、自転車の通過が少なかったとしても、階段の間隔が適切でなかったり、土砂が流出して歩きにくくなると、人は自然と両側に踏み込むようになり、もともとの道が踏み跡で広がっていくというのは利用者の多い登山道ではよく起こる現象です。

 時々通るだけの第三者からの意見ではありますが、自転車が安全にかつ森の地面を荒らさずに通り抜けられるようにする抜本的な改善策が望まれるところです。

 また、自転車に限らず、自動車での通りぬけを考えた場合も、このエリア(鶴川~黒川間)では、町田市と麻生区の間を行き来する道がほとんどありません。境界を通る歩行者だけの尾根道が崩されては困りますが、それぞれの側に足りないものを補い合えるようスマートに往来できる道をもう少し増やすことができればよいのではないかと、思います。

撮影:2014年11月2日、カメラG

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Author:やまみちあゆむ
私は歩くのが大好きです。地形、動物、植物、歴史、産業、都市開発、住宅 等々、いろいろなものに興味を持って歩きます。人間が快適に歩ける道を求めて、あちこちを歩き回ってきました。発見した散策コースや、考えたことを書き綴ってみたいと思います。

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