写真展を終えて


2011年6月4日~12日に開催した「いきもの発見!若葉台」。
無事写真展を終えることができました。
出展者・ご来場者の皆様、そしてiプラザスタッフの皆様にもあらためて御礼申しあげます。

展示終了110612G 027
(あと片づけを終えた会場)

 
 来場者は9日間でおよそ700名ほどとみられます。ヨチヨチの赤ちゃんから杖をついたお年寄りまで幅広い年齢層の方に見ていただきました。人数は、駅前での展示にしてはもの足りないという見方もありますが、若葉台の人口がおよそ1万人ですから、15人にひとりと考えれば、大がかりな広告も出さなかった割にはまずまずと言えるかと思います。
 週末会場にいる時間には、大雑把に人数を記録していたのですが、その推測よりも多い数字が出ているらしく、平日の昼間の来場者が思いのほか多かったのかもしれません。

展示A110612G 023 展示B110612G 024 展示C110612G 022

 感想ノートやメールのコメント、あるいは口頭でお伝えいただいた言葉から察するに皆さんとても楽しんでいただけたようです。カモ、チョウゲンボウ、ルリビタキ、ハクセキレイ、ホタル、ヘビ等が話題になることが多かったようでした。

 いつも簡単にその姿を見つけられるわけではないけれども、確かに近くに住んでいる生きものたち。その種類が多ければ多いほど、そこで暮らしている人々にとっては、なんだかうれしく誇らしい気持ちになるものです。私と同じようにそう感じられる人が多く来てくださったことをうれしく感じました。

 ちょっと気持ち悪い画像であっても、また弱肉強食の非情なドラマや、子育てなど、生きものたちのありのままの姿・瞬間にじっくり向き合うことで、みなさま何か心ひかれるものを感じられていたような気がします。


展示こぼれ話

●震災の影響を逃れて
 準備期間中に東日本大震災に見舞われました。幸い身のまわりに大きな被害はありませんでしたが、3月はかなり生活リズムを乱されてしまいました。ただ、撮影はほぼ終えており、作品づくりも比較的余裕をもったスケジュールで進んでいました。3~4月の公的施設でのイベントは中止になったものも多くあった中、この写真展はもともとホタルの観賞期間にあわせて6月を予定していたため、展示期間や開場時間に変更なく、当初の予定通り実施できたのはたいへん幸運だったと思います。

●作品の展示方法
 71点の作品は3通りの方法で展示することになりました。
 ①入口左側の曲面と右側壁には、額に入れて天井近くのピクチャーレールからの吊り下げ
 ②奥の有孔ボードには額に入れてフックで引っかけ
 ③中央の掲示ボードには、額に入れずにテープと画鋲で直接掲示
 会場側の施設の都合と、多くの作品を出したい私の企画意図からこのような形になりました。
 作品を作り展示する作業で言えば、なるべくシンプルに全て同じ方法で掲示したいところでしたが、これもまたいい経験になったかと思います。
 空調で流れてくる風の影響で額縁が揺れたり、テープがはがれて額が傾いてきたり ということもあり、展示期間終盤はヒヤヒヤしながら時々手直しをしていました。
 額には、ハクバ社の紙製マットフレームを使いました。写真を挟み込むのがちょっと難しかったのですが、シンプルでスッキリ見えるのと、落下して破損する心配がないので選びました。新宿の大型カメラ店でひとつ400円ほどで手に入ります。同じ色のものを大量に発注し、在庫がなかったので、店員さんが各支店に連絡をとってかき集めてくれました。

●無人の展示
 会場は、展示作品管理のための(見張りの)スタッフがいない無人の展示時間が多くなりました。これはiプラザギャラリーの開業以来初めてかもしれないそうですが、作品に何のトラブルもなく終了できたのは、(あたりまえと言いたいところですが)ひと安心です。ひとまずは、いきもの好きの人に、悪い人はいない と言えるでしょう。

●ギャラリーの場所
 多くの方からよく言われたのは、建物の中のギャラリーの場所です。地下1階のわかりにくいところにあって、なおかつ1階からしか出入りができないことに、みなさん疑問を感じられているようでした。ちょうど、真上のスペースがコンビニから学習塾に改装されたこともあって、ギャラリーが1階にあって欲しかったとみなさんおっしゃいます。展示する側からしても多くの方に見ていただきたいのはやまやまですが、開業したばかりの塾を動かすことなどできないでしょうし、建物の設計の問題もそう簡単にやりなおすことなどできません。今あるものを運用でできる限りカバーしていくしかないのでしょうね。さしあたり、来年有名なアニメ作家の先生の作品を全館に展示する企画があるそうですから、それを機に、静止画の展示運用についても踏み込んだ見直しや改良がなされることに期待したいと思います。

●ぜひ第2回を
との励ましの言葉を多くいただきました。たいへんありがたいことです。
 とは言え、今回の展示は、5年ぐらい前から撮りためた写真を基本構想にして、半年前ぐらいから企画して作品を集めた結果です。同じことを来年やろうとしてもおそらく無理だと思います。また、参加者を増やせばその分作品は集めやすくなると思いますが、展示テーマとしてまとめにくくなってしまう面もあり悩ましいところです。いずれにせよ、じっくり充電して、撮った写真を人に見せることで、メッセージを発信したり、共感できる人と出会えたりする場をまた持てればよいな とは思っています。

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●iプラザからの案内
 生涯学習・自然科学シリーズで、この写真展の次のイベントとして、8月に「ひとといきもののつながり」(全3回シリーズ)が開催されます。
 大学の研究員の方を講師に迎える座学ですが、講師の先生がこの展示を見て、若葉台に即した話も取り入れていただけるとのことです。
 お時間がありましたらば、ぜひご参加ください。
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やまみちあゆむ

Author:やまみちあゆむ
私は歩くのが大好きです。地形、動物、植物、歴史、産業、都市開発、住宅 等々、いろいろなものに興味を持って歩きます。人間が快適に歩ける道を求めて、あちこちを歩き回ってきました。発見した散策コースや、考えたことを書き綴ってみたいと思います。

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