ハチの巣の悲劇※7/3追記


 体長5センチほどのスズメバチが、アシナガバチの巣を襲撃していました。
(「続き」には、ちょっと衝撃的な一部始終レポート&写真 を掲載しました。)


 稲城市若葉台の造成地の一角。最初はスズメバチが飛んでいるのに気がついただけでした。

 空き地の隅の排水溝。土どめの板には小さなハチの巣ができています。スズメバチが近寄っていくけれど、スズメバチの巣にしては穴が小さい。そこに住んでいるのは、体長1センチちょっとのアシナガバチです。

 10匹もいないぐらいのまだ小さな家族。その巣へ不敵にも1匹で乗り込んでいくスズメバチ。

スズメバチ1 スズメバチ2

写真左:襲撃直前、 写真右:アシナガの幼虫を食べるスズメバチ
撮影:2010年6月20日、稲城市若葉台2丁目

 最初は勇敢に巣を守るために戦おうとしていたアシナガバチたちでしたが、スズメバチは毒液でも吐いているいるのでしょうか、ちょっと突っついただけで、アシナガバチたちは次々に蹴散らされてしまいます。見ていて空しくなってしまうほど、圧倒的な力の差です。

 更にその後にも、スズメバチのバチあたりな行動です。成虫がいなくなったアシナガバチの巣穴をひとつひとつほじくり返し、ついには、大切な「虎の子」である蜂の子(幼虫)をみつけ引きずり出して、情け容赦なく食べてしまうのでした。

 たとえかつて私の息子の足を刺したことのあるアシナガバチであっても気の毒に思えてしまうぐらい。一瞬にして家庭崩壊の「悲劇」に見舞われたのでした。
 幼虫を食べ終わってスズメバチが飛び去るまでの間、約3分。そういった弱肉強食・食物連鎖の関係は広く知られていることではありますが、自宅の近所で、目の前で繰り広げられると、たいへんショッキングです。

 たかが3分ほどの虫の争いごとで、そこまで言うのはオオゲサかもしれませんが、私たちの暮らしにも、アシナガバチにとってのスズメバチのように、ちょっとやそっとでは抗(あらが)えない強大なモノにある日突然襲われて、それまでの小さな幸せが壊されてしまうことが起こり得ないでしょうか。

 突然の事故、脳卒中、心臓発作、土砂崩れ、大地震、原発事故、核戦争・・・ 心配したらキリがありませんが、
 そんなことが起こらないように願いつつ、
 今の平和に感謝しつつ、
 もしもの場合に少しでも生き延びる可能性を拡げる備えを怠らず、
 いつ途切れても悔いのないよう、
 毎日を懸命に生きなければ 
と想いを新たにするのでした。

 最後になりましたが、スズメバチの接写はたいへん危険が伴いますことをご承知おきください。
 いつハチ会わせるかわからないハチ。やっぱり、蜂に刺された時の応急処置道具・ポイズン・リムーバーは買わなくっちゃ。

※7/3追記
その1週間後の同じ巣の様子です。何匹かの蜂が何事もなかったかのようにせっせと働いており、気のせいか巣も少し大きくなったように見えました。子孫繁栄のため、不幸にも負けずにがんばっています。


ハチの巣再起



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私は歩くのが大好きです。地形、動物、植物、歴史、産業、都市開発、住宅 等々、いろいろなものに興味を持って歩きます。人間が快適に歩ける道を求めて、あちこちを歩き回ってきました。発見した散策コースや、考えたことを書き綴ってみたいと思います。

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